京都
祇園
千花 - 和食世界ではかなり有名なお店。京都でネットワークを築くためには欠かせない拠点でもあり、深く関わろうとすると閉鎖的になる京社会を楽しむ為のパスポート的存在でもあります。ここでは多くを語らずにおきます...。出来れば紹介者の口添えを頂戴して訪ねてほしい名店。現在は先代永田基男氏のご長男雄義氏が取り仕切っております。
祇園(と言ってもかなり南座方面)
東山区四条通縄手東入ル南側
TEL : 075-561-2741
千ひろ - 千花 先代永田基男氏ご次男裕道氏のお店。先代の味を継承していると評判のお店。コースの品数が多いのでたくさんの食材と味を楽しめます。初心者には千花への入口にもなるお店だと思います。
東山区祇園町北側279-8
TEL : 075-561-6790
十二段家 - 丸太町烏丸西入るの丸太町店(075-211-5884)では、味わい深い民家風の店内でいただくお茶漬けメニュー(\1,000.)が、シンプルな食材構成の中に絶妙なる味の出し巻き玉子と京漬物が添えられており、充分に京都の食文化を堪能出来ますのでお薦めなのですが、ここ祇園のお店はすき焼きとしゃぶしゃぶ(京風表現では牛の水炊き)をメインとする店舗と、お茶漬けからすき焼きやしゃぶしゃぶまでを気軽にいただける雰囲気の店舗が隣接し合っているので、個人的にはこちらのお店に通っております。四条通から花見小路に入り左手の横道(一力さんの南側)に入ると牛の水炊きをメインとする店舗の入り口が待っていますし、その横道には入らずに花見小路沿いに歩いて行くとすぐ左手に「十二段屋」の看板が目にとまります。
ここでの私の一番のお気に入りがウナギ茶漬け 。京都高島屋地下食品売場でしか販売されていない山椒と、佃煮状態の鰻を熱いご飯でいただく相性は最高のコンビネーションだと感じております。先代の時代にはチャールズ皇太子もここを訪問されて食事を堪能されました。下記の「つね家」さんを背にしたら右斜め前の花見小路に面して入り口があります。他に一乗寺店(075-701-7787)もあります。
祇園四条花見小路南入東側
Tel : 075-561-0213
京料理 美登幸(みとこう) - 私が先斗町で飲み歩いた時に下記に登場する「陣」で知り合ったそこの常連客がここの支配人平野陽(あきら)氏。高笑いが印象的な気さくなご主人です。
祇園四条花見小路四条下ル
Tel : 075-561-3602
欧州割烹 つね家(つねや) - 「欧州割烹」と称しているように、欧州風の素材を和風にいただけるお店。女将はこのお店を継ぐのかどうか...。料理長はシャイな藤林利明氏。エスカルゴが私は好きです。応対ぶりが気持ちの良いお店。二階の座敷よりも一階のカウンターの方が楽しめるかと思います。
祇園四条花見小路南入西側
Tel : 075-551-2217
BAR 我瑠慕(がるぼ) - 最初隣の「St. James」とどちらに入ろうかと迷い、ドアを開けて感じた店内の雰囲気で入ってしまったお店。マスターの金井幸夫氏には初対面で気に入られてしまいました。ううう。「陣」の女将も閉店後立ち寄るお店。有名人もいっらっしゃるようで興がのったらそんなプリクラを見せてもらえます。お酒にこだわりをもつお店ではないのですが、ただスタッフやお客達が楽しい。
先斗町三条下ル西側
Tel : 075-221-1937
先斗町 陣(じん) - 先斗町のお店群の中で姉妹二人で10年以上も営業しているお店。泥酔したオヤジもいたりしますが、その様な客にも上手に対応する女将の接客態度にはさすがと感心させられます。そんな女将の恰幅と器量に惚れたお店です。お店の入り口にはクレジットカードの看板が煌々と照っているのですが現金でしか飲めませんのでお気をつけあそばせ。
先斗町三条下ル
Tel : 075-221-0302
祇園サンボア - マスターの中川立美氏は修業時代に東京は銀座の老舗バー「TONY'S」に勤めていらっしゃった。東京は銀座の某有名バーに紹介していただいて訪れた祇園のバー。一見さんでも気軽に訪ねてみてください。お薦めいたします。中川氏の奥様が隣の店舗で割烹料理屋をやっており、店同士裏方でドアがつながっているのでメニューには無い粋なおつまみが注文出来ると思います。
祇園南側有楽町570
Tel : 075-541-7509
清水から三年坂(産寧坂)・二年坂へ
かさぎ屋 - 「おぶ」と出される茶器がカワイイ。ここでいただくのはぜんざいに磯部焼き。美味なるおはぎをお持ち帰り出来る裏技があるのですが、ここでは内緒にしておきます。御主人に代わって今は女将早川寿栄さんと御子息が店をきりもり。上洛の際には必ず立ち寄るお店。営業時間
11:00-17:00。火曜定休日。
東山区高台寺桝屋町349(二年坂)
Tel : 075-561-9562
京都市内の隠れ宿
石原 - 黒澤監督が長年常宿としていた知る人ぞ知る旅館。「雨あがる」に至るまでの多くの作品をこの宿逗留中に執筆。そんな手書きのシナリオや絵コンテなどの貴重な資料が残されており、それらはインテリアの一部として宿の空間に溶け込んでいます。
ゆえに世界中の黒澤フアンもここを訪ねてくる。監督愛用の部屋は1泊朝食付きで \14,000。他は \12,000(税・サ込)から。
京都市中京区柳馬場通姉小路上ル柳八幡76
Tel : 075-221-5612
花屋旅館 - 高瀬川のせせらぎを聞きながら気軽に泊まれる癒し系お宿のひとつ。すべての部屋が川に面している。粋人が趣味用の別荘として建てたのが始まりゆえに、天井・欄間・窓・等々に細かなこだわりを感じ取れる作品を見つける楽しみもあります。予約を入れた後、宿から送られた葉書を持参。1泊朝食付き1人\7000.、2人以上1人\6500(税・サ込)。
京都市下京区西木屋町通四条下ル船頭町201
Tel : 075-351-4398
田舎亭 - 先代までは「一見さんお断り」だったそうな。今はどなたでもご予約いただける京都の宿です。高台寺の西側に沿うねねの道。そこを更に西に入ると料理屋や旅館が軒を連ねている静寂たる空間。そんな一角にこの老舗旅館はあります。月曜から木曜日まで1泊朝食付き1人\8500から、週末は1万円から(サ込、税別)。檜風呂は家族風呂として貸し切り利用可。朝食は元料亭としての期待を裏切らぬ、湯豆腐をはじめとした京都の味を各品楽しめる内容。ホテルを離れ、上洛の際にはこのような宿を定宿として京文化の懐に入り込んでみませんか?
京都市東山区祇園下河原石堀小路463
Tel : 075-561-3059
枳殻荘(きこくそう) - 源氏物語に登場する光源氏のモデルとされる源融(みなもとのとおる)の邸宅だったともいわれ、枳殻(からたち)の生け垣を巡らしたことから枳殻邸(きこくてい)とも呼ばれている東本願寺別邸「渉成円(しょうせいえん)」。そのすぐ南側にあるのがこのお宿。昭和29年から旅館を営業。玄関の暖簾を守るのは柴犬のゴン太。奥に入ると豆腐料理を中心とした自慢の食事処があり、さらに進むと朱塗りの橋。玄関から橋までは平成3年に改築されたが、そこから先は明治28年に建てられた古い町屋がそのままの姿で残っている。1万円で泊まれるのは2階の松と梅の間。朝食は亭主の吉村正巳氏が腕を振るう。部屋でも1階食事処で食べてもよし。1泊朝食付き1人\10000から(税・サ別)。カード可。
京都市下京区河原町七条上ル一筋目西入ル
Tel : 075-371-7781
其中庵(きちゅうあん) - 2階の7畳半の部屋からは円山公園の緑が一望できる。古いソーダ硝子の窓越しから眺めるわずかに歪む風景が時空感覚を惑わせ、京都の旅の思い出に趣を添える。一日二組限定。2名の場合1泊朝食付き1人\7000から、素泊まり1人6000から。
京都市東山区円山公園内
Tel : 075-533-0210
紫 - お茶屋と料理屋が連なる花街・祇園のど真ん中に宿を取るのならこのお宿。150年続いたお茶屋を改造して昭和33年に旅館として営業を開始。階上にはかつて舞妓さんが踊りを披露した踊り場、藤や桔梗など紫の花の名前がつく部屋の窓はガラスではなく障子、そこかしこにお茶や時代の名残を醸し出す。夜具は絹の着物の作り替え。宿の内外すべてが艶っぽいのである。1泊朝食付きで1人\8000。1人でも宿泊可。
京都市東山区祇園花見小路四条下ル四筋目東入ル
Tel : 075-541-7004
さろんはらぐち天青庵 - 長年廃墟だった庵を陶芸家の原口卓士氏と女将の千恵子夫人が見事に再生させ、骨董屋を巡って探し求めた調度品や小物の数々をさりげなく配置。モダンで洗練された和風旅館として甦る。1階に宿泊の場合は玄関を入って左手の居間と右手の寝室を使用する。2階の場合は1部屋利用。一日二組限定。電話で氏名・住所を登録して会員になる必要がある。1泊朝食付き1人\8000。2人なら1人\7500(税・サ込)。
京都市東山区円山公園内弁天堂上7-3
Tel : 075-551-9339
天橋立
ワインとお宿 千歳
- ご主人山崎浩孝氏はもともとワインの醸造が本業でした。奥さんの実家である築百年を超える日本旅館を受け継ぎ、ワインの宿として平成11年に改築。本館5部屋、別館3部屋の8室のみ。お薦めの部屋は301号室「黎明(れいめい)」。和のテイストを感じさせる洋風内装の別荘気分。窓の外には天橋立の松林が広がる。湯は平成11年に湧き出した温泉が引かれており、その泉質は女性の肌に優しい重曹温泉(ナトリウム炭酸水素塩泉)。肌のつるつる感が幸せ感を増幅してくれます。料理長大田祐治氏が毎朝宮津港に足を運び仕入れる旬な魚介類を活かした夕食の各品は秀逸。刺身を造り醤油、ざくろ酢とパセリのドレッシング、すだちと塩の3種類のつけだれでいただくのも楽しい。上品な香りの千歳ワインの白と一緒にどうぞ。天橋立へはJR京都から特急はしだて号に乗り約2時間。
京都府宮津市文珠
Tel: 0772-22-3268